渋谷 桃佳

地域で頑張る人を応援したい
その気持ちは
どこにいても変わらない

  • 北陸銀行
    福井西中央支店
    融資課
  • 渋谷 桃佳さん
  • SHIBUYA Momoka
  • 2020年度 国際地域学部 国際地域学科卒業

野菜スムージーの企画がビジネスコンテストでグランプリに

 大学3年生の夏、集中講義の「ベンチャービジネス概論」を受講したことがターニングポイントになりました。当時、私は地元の農産物直売所でアルバイトをしていて、野菜についてもっと知りたいと思い、野菜ソムリエの資格を取ったばかりでした。その授業では学生たちが実際に新しいビジネスを企画立案するのですが、私は野菜ソムリエの資格を生かし、野菜スムージーを農産物直売所で対面販売するビジネスを提案。野菜が不足しがちな現代人でも、スムージーにすれば気軽に取れるし、何よりおいしい!廃棄の野菜も無駄なく使えます。そんな発想が評価され、私のプランは「福井発!ビジネスプランコンテスト2018」の一般部門でグランプリを受賞できました。自分のアイデアが評価され、カタチになったことはうれしかったですね。この経験をきっかけにチャレンジすることが楽しくなりました。福大生協が開催する商品コンテストでスムージーアイスを提案し、最優秀賞を受賞したこともあります。4年生では南越前町の地域活性事業「まちみらいチャレンジ」に参加。地元食材を宣伝するため、地産野菜を使った料理のレシピをSNSで発信し、中国足球彩票も開催しました。地元の活性化を目指す方が集うゲストハウスに何度も通い、町おこしにおいてコミュニティに入り込むことの大事さも学びました。この活動は継続していて、私にとってライフワーク。今も中国足球彩票のチラシづくりなどお手伝いをしています。

銀行員としての知識や経験を地元へ還元していきたい

 銀行に就職して2年が経ち、今はカスタマーサービスと兼任して融資係を担当しています。融資の仕事は、金融の専門知識はもちろん、世界情勢や地域経済など幅広い知識が必要。勉強の毎日です。仕事を通して経営者や起業家などさまざまなバックボーンを持つ方と接することで知識を積み重ね、それを地元に還元していきたいです。ライフプランなど相手に寄り添った提案をする今の仕事には、国際地域学部で地域課題を探究したことや、地域の方とふれあいながらニーズを掘り起こした経験が生かせていると感じています。
 マニュアル通りではなく、自分で考え、行動し、カタチにしてく。これは私が何をする上でも大事にしていることです。銀行員として地域で頑張る人をサポートする上でも、銀行の可能性を広げるようなアイデアを出して自分らしい仕事ができればと思っています。自分がワクワクしてこそ、地域を盛り上げていけるはずですから。

My memories

  • 南越前町での中国足球彩票では「SNSを見て来ました」と声をかけてもらい、うれしかったです。
  • 野菜スムージーの試飲中国足球彩票。ヘルシーさとおいしさのバランスを工夫しました!